現在の修理

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AKAI GX-635Dの修理をやっています。デッキがうちに来た時点ではメカ動作OK、アンプも動いていそうという状態で、音出しをする前にパネルを開けてみると中は数十年分のほこりが蓄積してボリュームとスイッチはガサガサ、ICの足は錆びて真っ黒だったので全て分解してクリーニングすることにした。

一番面倒だったのは基板の汚れで、ほこりがこびりついていてハケや溶剤をスプレーしただけではどうにもならなかったので、部品を全て取り外した上で無水アルコールとフラックス除去剤でクリーニング。手間と時間はかかるものの、ほとんどの汚れとゴミが落ちてきれいになる。これから外した部品を元に戻していく。かなり骨の折れる作業なので間違えないように気を使います。